2024-02-29

暁にお前殺して骨を喰む

希う

私は結核、だそうだ。ここのところずっと調子が思わしくなかったのも、全てそのせいだ...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

嗚呼、無情

ふわふわとした夢を見ているようだった。私のとても大切な人が、私を愛してくれて剰え...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

未来

それから幾許の時が流れただろう。私も音様もただひたすらにお互いの温もりに触れた。...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

救い主、汝の名は

自分がどんな顔をしているのか、分からなかった。視界は滲んだ涙でぼやけていて、ただ...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

身を裂く程の痛み

硬く凍り付いた空気を壊したのは意外にも私からだった。「音様、」と戦慄く唇で呼んだ...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

真実

それからも、私の日常は何も変わらなかった。音様とは次の約束などもうしていなかった...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

それは道ならぬ、そして赦されぬ

追い付かれると思ったのに、追い付かれなかった。それは僥倖であったのにもかかわらず...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

ささやかでも致命的

あたたかな腕に抱かれて、微睡んでいた。私を包むのは安堵ばかりでこの腕の中でなら、...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

保護中: ある雨の昼下がり

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暁にお前殺して骨を喰む

保護中: それは怨嗟にも似た

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