2024-05-08

暁にお前殺して骨を喰む

身請けの準備は着々と進んでいった。馴染みの客には手紙を書いた。別れを惜しむような...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

救い主、来ませり

音様から手紙が来た。今夜行くから、と簡潔に書かれたその手紙は急いで書かれたのか、...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

巡り合ったあの場所で

背中の温もりは私をとても安心させる。耳許に落とされる声は低く落ち着いていて、いつ...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

偲び想う

の事を見ていると、時々どうしようもない感情に襲われる事がある。言っても詮無い事な...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

ただの忠告

久しぶりに、夜、湯屋へ行った。何もする事が無かったからだ。皆が仕事をしている時に...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

鳥籠では見えない事

手紙を書いたら、音様はすぐに来てくださった。あんまり早かったから、お仕事の心配を...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

星を見上げた

あの日から、音様と顔を合わす事に罪悪感が浮かぶ。目を見つめられて、微笑み掛けられ...…【続きを読む】
暁にお前殺して骨を喰む

相反する想い

朝なんて来なければ良いのに、と思った。このまま音様の腕の中にずっといたかった。音...…【続きを読む】
遠きにありて想う

遠きにありて想う

親愛なる、俺は今どこにいると思う?何とアメリカにいるんだ!俺もいまだにどこにある...…【続きを読む】
遠きにありて想う

そして歩き出す

朝起きて、外が晴れていると嬉しい。山に入って小動物や山菜を獲れるから。昼になった...…【続きを読む】