2024-05

遠きにありて想う

何があっても

エノノカの集落でアシリパの情報を得た杉元一行はその足跡を辿り、とあるロシア人の村...…【続きを読む】
遠きにありて想う

追憶

目を閉じたままのを横たえても、鯉登がすぐに彼女から離れる事はなかった。彼自身背中...…【続きを読む】
遠きにありて想う

記憶の断片

アシリパを捜すための聞き込みを続ける一行であったが、記憶を失っているが大した戦力...…【続きを読む】
遠きにありて想う

僕は君の道標

大泊に到着して陸に下りてもの地面は暫くの間揺れていて、芯を失ったようにふらふらと...…【続きを読む】
遠きにありて想う

船酔い仲間

港に繋留された船を見上げて目を丸くするを杉元は微笑ましく眺める。恐る恐る船腹に触...…【続きを読む】
遠きにありて想う

君と再び

の記憶喪失が判明してから数時間の後、樺太へ向かう算段をしていた杉元にもその一報は...…【続きを読む】
遠きにありて想う

それは祝福か代償か

まるで夢の中のようにふわふわとした感覚だった。地に足が付いていないようで気分が悪...…【続きを読む】
遠きにありて想う

すきだよ

警報の鳴り響く中、向かい来る敵を掻い潜り降って来る瓦礫を避けながら、漸く仲間たち...…【続きを読む】
遠きにありて想う

君の背中が遠くなる

いよいよ作戦決行の夜を当日に控え、たちは最後の準備に追われていた。とは言ってもは...…【続きを読む】
遠きにありて想う

運命を穿ちて進め

少しずつ、新月の日が近付いてくる。それに伴って、一行の中には妙な連帯感が生まれ始...…【続きを読む】