チ。

アニメを1話ずつ観るという事がなかなか出来ない人間です。何が言いたいかというと、やっと最新話まで追いついたってことです。いつの間にか地動説完成してしまってるね。

それはともかくとして、私が絶賛好きだったのはピャスト伯ですね。師と自分の積み重ねてきたものが否定された(もっと言えば過去2000年に渡る人々の仮説が否定された)としても先生が「真理」という言葉を使ってくれたから救われたと思うんだよね。死の間際に「私の宇宙が正しかったと教えてくれ」って言われてたら、マジ死んでも死に切れなかったでしょ。

書庫の鍵を渡す事に最後まで葛藤するあの気持ちの揺れ動きにマジで泣いたものね。

チ。のエモーショナルなところは、その時代ではおよそ証明できない、正しいかも分からない論説を命を賭けて繋いでいくところで、私はそういう話が好きです。だって普通の人間はそんな事に命賭けられないからね。

あと10話の終盤で出てきた異端審問官のおじさんの目が綺麗過ぎて好き。本当の異端審問官は多分あれくらい目が綺麗じゃないとやっていけない。

書いた話の事何も書いてないけど、この話は多分続く。だってそろそろ第二世代の話も書きたいので。

チ。の話にいいね付いててマジで嬉しかった。読んでくれてありがとうございます。